10月勉強会 将来を見据えた歯の治療選びについて
10月の勉強会では、Web動画研修として、鷹岡竜一先生による「少数歯欠損症例の行方~多歯超高齢社会を見据えて~」を受講し、歯を失った際の治療方法や、将来を見据えた治療選択の大切さについて学びました。
高齢化が進む中、ご自身の歯を多く残している高齢の患者様が増えています。一方で、加齢や身体機能の低下によって、これまで受けた歯科治療の管理が難しくなり、思わぬトラブルにつながるケースもあります。そのため、現在のお口の状態だけでなく、将来の変化も考慮した治療が重要です。
今回の研修では、特に次の3つのポイントが大切だと感じました。
① 将来のお口の変化を予測する
歯を失った経過を振り返り、今後お口の中がどう変化していくかを予測し、患者様一人ひとりに合わせた「未来の予測図」をお伝えし、長く健康を保てるようサポートすることが必要です。
② 歯を失った「本当の原因」を見極める
虫歯、歯周病、あるいは「噛む力」の強さなど、歯を失う原因は様々です。本当の原因をしっかり突き止めることが、今後の新たなトラブルを防ぐ適切な治療につながります。
③ 年齢や生活スタイルに合った治療法を選ぶ
歯を失った際の治療方法には、インプラント、ブリッジ、入れ歯など、さまざまな選択肢があります。患者様の年齢や残っている歯の状態に一番合った治療法を一緒に選び、その後の経過をしっかり見守ることが大切です。
今回の研修を通じて、今だけでなく、将来を見据えた治療の大切さを改めて学びました。患者様が年齢を重ねても、安心して食事や日常生活を楽しめるよう、一人ひとりに合った歯科医療の提供に努めていきたいと思います。
歯科研修医:李 明憲
