来たる10月6日、丸亀本院は開業してから満44年を迎えます。

この44年間、数多くの難局を乗り越え、当院がここまで成長できたのは、地域の皆様からの温かいご支援と、昼夜を問わず患者様のために一生懸命働いてくれた先生方やスタッフのお陰であると感じています。

開業当初、当院はチェアー3台で運営しており、北館1階が診療所、2階は住居でした。
11年後の1990年には現南館を増築し、チェアー台数は19台に増えました。 1997年には訪問歯科診療を開始しましたが、当時は訪問歯科を提供する歯科医院がほとんどなく、同業者からは揶揄や嫌がらせを受けることもありました。当初は、機器の選定やカルテの管理など、多くのことを模索しながら始めました。

2004年には患者様のニーズに応え、年中無休の夜間診療を開始し、2005年には管理部の建物が完成しました。

2006年には、歯科医師卒後臨床研修協力型施設として認定され、翌年には岡山大学卒の研修歯科医師２名を迎えました。現在、当時の研修歯科医師は愛知・岐阜でそれぞれ開業し、頑張っています。

2010年からは単独型臨床研修施設となり、この13年間で多くの研修歯科医師を受け入れ、施設としての機能を果たすことができています。

2012年には、北館2階もリフォームされ、診療室が増設され、チェアー台数は32台になりました。スタッフルームは医院北西に購入した住宅を利用し、訪問室、スタッフ休憩室、ロッカールーム、第2研修室として使用しています。

2019年には、たまたま医院前の土地が売りに出されたため、大塚歯科第2駐車場として購入しました。40年前から道路の拡幅計画があり、いよいよ実施が迫っていたので、新たな駐車場の確保により一安心しました。

初代副院長や3代目副院長は、残念ながら病気で60代の若さで亡くなりましたが、退職した方々の中には開業し成功している先生や衛生士学校の先生として指導している方、歯科医師の旦那様をパートナーとして支えている方など、本当に多くの方が幸せな日々を過ごされ、頑張っておられることは大変喜ばしくうれしく思います。

これからも、2030年、2040年と医療法人優心会が患者様のニーズに応え、喜んでいただけるよう努力して参ります。

今後とも、皆様の温かいご支援よろしくお願い致します。